2006年01月25日

小泉首相反論

「メディアも持ち上げた」 堀江容疑者支援で反論

 小泉首相は24日、自民党が昨年の総選挙でライブドアの堀江貴文前社長を支援したことについて、「不明だと言われれば、それまでですけどね。持ち上げたと言っても、無所属で落選したんだからメディアより有権者は冷静だったんじゃないですか」 と語った。そのうえで

「あのメディアの持ち上げ方、何ですか。自分の持ち上げ方を棚にあげて、改革まで私の責任と批判している」 と反論した。首相官邸で記者団に語った。

 さらに、記者団が 「広告塔として利用したのでは」 と問うと、首相は 「メディアが広告塔みたいにしたんじゃないですか。時代の寵児(ちょうじ)みたいに取り上げたのはどうなのか」 と強調。

また、首相は、堀江前社長を支援した責任を追及する民主党について 「民主党でも事件起こしてるでしょ。覚せい剤で逮捕されたり」 とも語った。

(朝日新聞 01月25日07時41分)

ニュース特集 ライブドア事件


     ◇   ◇   ◇

小泉首相の言葉にも一理あると思う。昨今マスコミの弊害には目に余るものがあるという点においては、否定できない。そういう意味ではホリエモンも被害者と言えるのではないか。

衝撃の逮捕劇から二日経ち、色んな人、色んな場面、思わぬところへ波紋が及んでいる。

堀江貴文なる人物がどのような人間かは知らない。善悪、論議はさておいて、日本のみならず世界まで巻き込む、型破りの ”人騒がせ” スケール。一つ言えるのは、一時代のうねりの中、アクの強い彼が時流を変え得るほどの、ある役割を果たした事実には違いない、ということである。

”ヒルズ族” の代名詞ともなった豪奢な暮らしぶり。高層ビル、そびえ立つマンションの高さは、彼の野望と権力の象徴だったのか。自らのリスクも省みず、野望の人の築き上げた砂上の楼閣の何と脆きことだろう。全てが一夜にして崩れ去ってしまった。

築き上げて来たものの重み。時間。野望、権力とは、その魅惑的な響き、堅固な外観とは裏腹に、なんと儚いものであったのだろう。

持てはやし偶像として奉り上げ、窮地に陥ったらバッシング。昨今マスコミの上げ下げの、なんと慌しいことか。その人間の実像が果たしてどれだけ伝わっているのか。いったんピンチに陥ったその人物の、周囲の人間の 『本質』 がこんな時、浮き彫りになる。

一度踏み外したら、這い上がるには平坦な道のりではない。あらゆる人間の欲してやまないものを手に入れた者の、それを失った時の代償は量り知れない。

その人が居なくなって初めてわかる価値。存在感という名の感化力。

かつて総理にまで目をかけられた男、ホリエモンの 『真価』 が問われるのはこれからである。今までお世話になった人々、迷惑をかけた沢山の人たち。それらの人たちへの、今後の彼の対応、フォローが見ものだ。

少なくとも、責任転嫁、自己保身に終始する耐震強度偽装事件の醜態の二の舞にだけはなってほしくない。

miyuki


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posted by くまもと都市圏 at 13:59| Comment(2) | TrackBack(1) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
国会の議論って聞いてたら腹立ってきますよねぇ・・いちゃもん(分からないかな?文句というか・・)を つけたいだけですよねぇ!
Posted by tsujigaito.com at 2006年01月25日 17:07
>tsujigaito.com さん
ずっと聞いてて、結局は堂々巡りのような気が。いちゃもん(って方言なのかな^^;)追及だけでは根本的解決にはならない。被害に遭った人たちにとってのそこに 『救い』 が無ければ徒労でふり出しに戻るのは明白ですよね。
Posted by miyuki at 2006年01月30日 16:55
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小泉チルドレンは自民党マザーズ公認銘柄
Excerpt: 昨日の国会論戦やライブドア関連のNHK「クローズアップ現代」を見てつい悪乗りしたくなった。
Weblog: 佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン
Tracked: 2006-01-27 11:17
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