2005年07月31日

八代市長選・大型新人

 マニフェストが脚光を浴びているが、荒木隆夫氏はマニフェストの前提として地域最適条件をしっかり把握したビジョンの掲揚が大切だと考えている。そのことを意識しながら、時代を先取りし、企業的精神に基づき足腰の強い「新八代市」を目指している。

 分権時代を迎え、地域の様々な課題に対応していくには、行政システムを見直し、企業的な経営手法を導入する必要がある。また、住民満足と職員満足を基本に据えた経営を進めて行きたい!と新八代市長選に立候補した。そこで本紙は「新八代市」のグランドデザインをどう考え実現しようとしているのかインタビューをしてみた。(本紙編集部)


しがらみ一掃 「弱者に光を、若者に夢を」

 日本の経済は回復してきたという。だが、熊本県内の景気は厳しさが増しており八代市においてはさらに厳しい状況だ。この背景には、地方を支えてきた農業と建設業の衰退がある。農業は海外の安い農産物に押され、建設業では公共事業が削減され、財務省の発表によると2006年度の一般会計予算の公共事業関係費については本年度当初予算より2千億円程度削減し、1990年度実績の7兆3千億円規模にまで圧縮する方針を示している。


 国と地方の財政赤字が巨額にのぼり人口減少と高齢化が進む中、これまでのような公共依存の地方経済は限界にきている。

「合併後の新八代市を再生するためには、自立した産業を育てることが重要です。特に農林水産業を復活させることです。私はその中で、農業再生に向け東アジアへの優良農産物を上海へ、輸出基地としての体制整備を促進します」

と熱き心を燃やす荒木隆夫氏だ。

 ここで大切なのは「新しい農業」だ。農業というと「儲からない」といわれるが、方法を変えれば成長産業に変身する可能性がある。農家単位では難しかった農業の革新を、企業であれば、さらに土木建設で培ったノウハウを使えば実現できるはずである。

 例えば、分散した農地の耕地に工程計画のノウハウを導入し生産効率の向上を図る、農業土木で培った技術を生かして良い土づくりを行い安心安全な農業を行う、耕作放棄地を重機で開墾する、農産物の生産だけでなく加工・販売までのアグリビジネスに取り組み、観光とのタイアップを図ることだ。

「新八代市が誇る米づくりや野菜づくりの名人の技を企業という器で広めるビジネスもできています。将来は新八代市の食文化とともに海外に農産物を輸出することも本格化させます」

 現在、農政改革が進んでおり、構造改革特区で認められた「市町村を介した企業への農地貸付」が全国に展開される見込みだ。この規制緩和により、食品メーカー、外食産業を始め、建設会社の農業参入にも弾みがつく。今後は、この方式で農業に参入した企業が、農業者と同じ立場、イコールフッティングで、農業系の融資や補助金が受けられるような環境整備が必要だ。

 このように農業には様々な可能性があり、また挑戦も行われているが、実際に農業に参入した建設会社は、現在とても苦労している。さまざまな障壁に加えて、本業が半減する苦境の中で農業に挑戦するのは、いばらの道でもある。

今、「新八代市」の農業は危機的な状況にある。食料自給率は4割、農業者の過半数が65歳以上、外国からはWTOの貿易の自由化を迫られている。しかし、環境の保全、食料防衛、地球全体の食料問題のいずれから見ても農業を衰退させるわけにはいかない。苦労しても新しい農業を切り開く必要があると考える。真摯に新八代市で農業に取り組む建設会社への理解と支援が求められている。

「球磨川の清流と八代海の環境保全を推進しなければならない。少子高齢化対策として強力な子育て支援体制、具体的には“乳児医療証”の発行による立替え払いをなくさねばならない。また、夜11時まで延長し、グループホーム体制の促進を進めなければなりません」

@雇用促進に向け企業誘致、中央の人脈をフル動員して雇用の拡大を実現
A水資源を活用し、地元企業ブランドで上海へ飲料水の輸出を促進。
Bおばあちゃん市(朝市)、レディースネットワーク(がんばる女性たち)の結成を促進しなければならないと更に3点を荒木氏は加える。

 現在、建設業は縮小し始めている。ただし、縮小はしても、社会基盤を守るためには、各地域に技術と経営とモラルに優れた地元建設会社が残ることが重要だ。

 優れた地元企業に残ってもらいたくても、今後も建設専業で経営できるような継続的な需要が確保できるとは限らない。そこで、建設会社が企業として農業に参入したり、荒木氏が公約する「5万トン岸壁」と「天草架橋建設」や「東南アジアに向けた産業支援体制」「南部幹線と八代南のインターチェンジの活性化策」「九州一の住環境整備」「防災海岸の整備とエコポート構想」に参加することを本紙も進める。

 建設会社が培ったノウハウで、新八代市の農業を建て直す!これは地方再建のための重要な取り組みである。

 荒木氏は、現在、建設産業の一部は、技術と経営に優れた企業を目指す一方、経営の多角化や新分野へのシフトなど、足腰の強い企業への脱皮のための必死の努力をしている。新八代市再生に不可欠な建設産業のこれらの胎動を、安易な「自然淘汰」の一言で切り捨てることなく、地域に根差した社会経済施策を展開し、温かい応援の手を差しのべることが「新八代市」誕生後に求められている。その期待に応えられるのが大型新人の荒木隆夫氏である。

(Y編集長)


新八代市長選期待の大型新人・荒木隆夫

人気blogランキングへ

HOME
posted by くまもと都市圏 at 13:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/5506198

この記事へのトラックバック

農業
Excerpt: 農業農業(のうぎょう)とは、耕地等において植物(農作物)を栽培・収穫したり(耕作)、動物(家畜)を飼育し乳製品や皮革、肉、卵を得て(畜産)人間に必要な食品を供給して、生活に役立てる産業である。伝統的な..
Weblog: 金融辞典
Tracked: 2005-08-01 12:29
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。