2005年08月10日

五木村長選・西村氏6選

職員の削減、村長の給与カットに努力!村民対話と行動力で日本一の村づくり

「行政はすべての公共サービスを受け持つ時代は終わった」

と言われて久しい。しかし、球磨郡五木村、企業、行政が新しい役割分担として、実際の成果を上げている事例はまだ少ない。共同のむらづくりを推進する五木村では、福祉や環境保全などの分野で活動する村民たちが、地域社会の新たな課題や多様化する村民のニーズに対応するサービスを着実に生み出している。

その背景には、あらゆる角度から積極的に村民活動支援を展開する五木村の取り組みがある。そこで本紙編集部は、五木村長の西村久徳氏が村長選に出馬した動機と五木村のグランド・デザインを、どのように考え実行しようとしているのか聞いてみた。

(本紙編集部)

 球磨郡五木村が豊かになるためには、これまで生かされてきた資源を利活用し、積極的な政策の推進が重要な課題である。
 特に、少子高齢化の進展や行政ニーズの多様化などに対応していく上で、村民と知恵を出し合い、住民参加型行政を進め住民とともに、村づくりに取り組んでいくと西村久徳村長だ。


@豊かな自然と共生する環境の村づくり、地域の特性を生かした活力ある村づくり
A地域・文化を育む交流の村づくり
B福祉や老人、子どもにやさしいむらづくり
C食育の推進については、地域を支える人材の育成を進める中で、子どもたちの知育、体育に加え、本来その前提となるべき「食育」について見直し、幼児期から望ましい食生活を送る能力を身につけることができるように努力する。

 地域全体で食に対する意識の高揚を図るとともに、心身ともに健全な活力ある人材を育てるというものである。


少子高齢化、教育、環境、福祉問題

 少子高齢化が全国的に進む中で教育、環境、福祉問題についても、五木村にとって避けて通れない問題としてとらえるのではなく、県、そして国レベルで皆が真剣に考え、取り組んでいかなければならない。豊かな、そして魅力ある新村を目指せば地場産業の発展で雇用や後継者の問題、そして豊かになれば少子化にもブレーキがかかるし過疎化の歯止めにもなる。

 環境については諸刃の剣である。環境を重視すれば開発は鈍化、開発を進めれば環境を破壊するし、バランスだという。また、この五木村で生まれてよかったと思うような村づくりを目指し、環境に重点を置きながらの開発を進めることができれば、優秀な人材の定着、ゆくゆくは若者の村離れにも歯止めがかかる。環境に重点を置くことによって豊かな教育や老人介護問題につながっていくという。

 観光問題は、ダム問題が解決すれば観光客の増が望め、流通のスピード化がなければ消費者に新鮮な産物が供給できないし、また、救急医療の体制については「新八代市」と五木村を30分以内の道路にしたい!と言っているのは、現在「新八代市長選挙」で公約している荒木隆夫氏だ。そうなるとかなり五木村は変貌する。

 少子高齢化問題では、このままでは避けて通れない現実問題がある。人口は減少傾向にありながら、相対的に老年人口の割合は増加へと進む一方で、これに対し「五木村」の求められるサービスの提供は、内容の高度化、多様化がますます要求され、その水準を確保し続けることが大変困難な時代になってくる。

 五木村の財政状況が極めて厳しい状況に立ち至っていることは、国をはじめ同村にも変わりはない。「構造改革」への取り組みが大きな財政赤字に対応しつつ、経済を活性化させるために必要不可欠な課題といってもよい。従って、「五木村」により一層の簡素でかつ効率的な行政運営が求められるべき理由がここにある。さらに改革の受け皿となる五木村の行財政基盤の強化が不可欠となると、力強く語る西村久徳氏である。


何を目指すべきか

 構造改革の焦点のひとつに「国と地方の関係の見直し」がある。五木村では地方交付税の改革案などをめぐって不安も広がる。だが、改革のゴールは、中央政府に安易に依存しない自立性の高い効率的な新同村の構築にあることを忘れてはならない。たじろがずに、改めて見回してみたい。改革の波がすでに押し寄せている現場がある。

 大きな政府を維持できた歴史的な経済成長時代が終焉した今、公的部門の規模と役割を改めて再定義する時期にある「五木村」。そのために、一度は「市場原理」というフィルターを通して、官と民、国と五木村の領域を洗い直す必要がある。もちろん、市場原理主義が万能のはずがない。本当に必要な公共サービスを、どのように効率的に構築するかが、西村久徳氏の課題だという。

 村民から求められているのは、市場の力を借りて行政組織優先の論理を洗い直し、行政サービスの効率化を図りながらも、市場論理の暴走はコントロールする新しい行政の姿なのである。五木村に多様な分野からの人材を投入する意味は、こうした文脈の中にあると考えてもらいたいし、また、西村久徳氏でなければできないことである。

 今回も村民、知識人、議員の方々からの強い出馬の支援、「日本一の村づくり」に経験と実績を持って五木村が進む道筋をつけてほしいという皆さんからの強い要請があり決意し“熱き心”を燃やしている西村久徳氏である。

(Y編集長)

追記:任期満了に伴う球磨郡五木村の村長選挙と村議会議員選挙が去る7月31日投開票され、村長選は現職の西村久徳氏(69)=無所属=が新人で元村助役の和田拓也氏(58)=同=を192票差で破り、6回目の当選を果たした。


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posted by くまもと都市圏 at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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